白山信仰自然智の森 那谷寺
Natadera temple
開創1300年。雄大な自然を拝する古刹
奈良時代、泰澄大師に開創されてから、1300年あまり。古刹・那谷寺は霊峰白山を拝する白山信仰の寺として悠久の歴史を歩み続けています。境内に広がるのは途方もない長い時間をかけて形成された「奇岩遊仙境(きがんゆうせんきょう)」や、阿弥陀三尊をあらわす「三尊石(さんぞんせき)」など自然の雄大さを感じさせる景色。那谷寺の景色を俳聖・松尾芭蕉がほめたたえ、「石山の 石より白し 秋の風」と詠んでいます。
金堂には高さ7.8mの十一面千手観世音菩薩(平成2年作)が安置され、庫裡庭園(国名勝指定)、琉美園もあり、静謐な景色が参詣者を迎えます。また、自然が豊かともあって、春は桜、秋は紅葉と四季折々の表情を見せる那谷寺の非日常景観は海外でも評価が高く、フランス発刊の旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星に格付けされているほどです。
<お問い合わせ>
小松市那谷町ユ122
【電話】0761-65-2111
【拝観時間】8時30分〜16時45分(12〜2月は8時30分〜16時30分)
【休山日】無休
【拝観料】大人600円、小学生300円、幼児無料