石切り場
Stone quarry
小松市に欠かせない産業・文化の礎
小松市内で多く見られる黄色みがかった石蔵や石垣。この石は観音下石の石切り場から産出される「日華石」で、特徴的な黄色と湿気に強く、火にも強い性質から、国会議事堂や旧前田家本邸、かつて「西の帝国ホテル」と呼ばれた旧甲子園ホテル等に使われています。
また、滝ケ原町の石切り場から産出される滝ケ原石は、良質な凝灰岩が採取できるとして、金沢城や小松城の石垣に利用され、かつては近畿地方や北海道方面まで運ばれていました。戦後の最盛期には町内12箇所での採掘が進み、滝ケ原町にとって欠かせない産業であり文化です。
また、滝ケ原地区には、明治から昭和初期に築造されたアーチ型石橋が、かつて11橋存在し、今でも5橋残されています。現存する石橋が多数存在する地域は、九州以外では当地のみであり、地域が石とともに育んできた「石の里」の風景を今に残しています。
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