人財

滝ケ原町鞍掛山を愛する会

Takigahara Mt. Kurakake Fun Club

未来へつなぐ地域づくりの活動

小松市と加賀市にまたがる鞍掛山(標高477.7m)は、鞍を置いたような2つの峰が特徴的で、北前船がこの山を目印にしたことから、別名「舟見岳」とも言われています。

 

小さな子どもから年配の方まで気軽に登山が楽しめ、頂上から望む白山や加賀平野、日本海の大パノラマは絶景です。著書「日本百名山」で有名な深田久弥が、執筆の合間に山頂からの霊峰白山の眺望が素晴らしく、観るのを楽しみに登っていました。

 

そこで、気軽に登山を楽しめる環境づくりと、動植物等の自然環境への悪影響を軽減するために、「安全・健康・環境」をスローガンに自然との共存共栄を図り、地元の有志で「鞍掛山を愛する会」が設立されました。 鞍掛山の登山道の整備や、鞍掛山トンボの楽園(ビオトープ)の管理などを行い、鞍掛山には年間1万人超の登山者が訪れています。 また、愛する会が管理する鞍掛山トンボの楽園は、環境省絶滅危惧IB類に指定されている希少種「ホトケドジョウ」の県内最大の生息地であり、他にも多くの湿地性生物が生息することから、「滝ヶ原のホトケドジョウ生息地」として小松市文化財に指定され、里山の貴重な湿地として評価を受けています。

 

<問い合わせ>
滝ケ原町鞍掛山を愛する会  HPはこちら
小松市滝ヶ原町ニ134
【電話】0761-65-2376
連絡担当者 会長 山下 豊

<主な受賞歴>
平成23年 小松市「こまつエコ大賞」受賞
平成26年 環境省「生物多様性保全上重要な里地里山」に認定
平成29年 石川県「いしかわ森林環境功労者表彰」受賞
平成29年 一般社団法人全国森林リクリエーション協会
「森林レクリエーション地域美化活動コンクール」協会長賞 受賞
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