人財

小松イ草栽培

Cultivation of Komatsu Rush

小松の気候と農家の努力が生んだ美しい畳表と新たな挑戦

通常、畳表の原料となる「イ草」は暖かい地方で栽培されます。小松イ草を栽培している石川県小松市は、真夏は熱帯地方に負けないくらい高温多湿、冬は氷点下にまで下がる気温という厳しい自然環境。しかし、この自然環境こそが、硬くて丈夫で美しい光沢を放つ小松畳表を生み出す原動力となっています。

 

小松イ草の苗は、まず畑で1年間育てられ、10月下旬になると田に植え付けられます。そして、苗が幼いまま厳しい冬を迎え、深い雪に覆われたまま春を待ち、やがてハリのある美しいイ草が出来上がるのです。一方で、厳しい栽培条件や多くの手間とコストがかかるということ、廉価な中国産の畳表が流入したことで、小松イ草の栽培農家は昭和30(1955)年の最盛期には1395戸だったのが、現在では「宮本農産」1戸だけとなってしまいました。

 

しかし現在小松市では、イ草を使用したデザイン性の高い製品を開発する「小松イ草拡大プロジェクト」が進行中。「前田利常が奨励した産業」「北前船で移出」「北限のイ草」などのロマンチックな歴史を背景に、インテリアや雑貨など現代の生活様式や文化にあった小松イ草の新しい魅力を発信し盛り上がりを見せています。

 

小松イ草栽培に関する記事は、こまつもんvol.2 2ページ参照

 

<お問い合わせ>
宮本農産
小松市白江町タ413
【電話】0761-22-4696
https://komatsuigsa.jimdo.com/

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