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茶の湯文化

Tea ceremony culture

茶道風景

裏千家始祖ゆかりの地で茶の湯の文化にふれる

加賀藩前田家初代利家公や二代利長公は千利休から茶を学んでいたとされ、三代利常公も代々、茶の湯をたしなんでいました。利常公は小松城隠居後の慶安5(1652)年に、利休の孫・宗旦の四男にあたる仙叟(後の裏千家始祖)を召し抱えるととも、茶の湯文化の保護・奨励に努めました。

 

小松に茶道茶具奉行として出仕した仙叟は、利常公が66歳の生涯を閉じるまで仕え、家臣はもとより城に出入りする商人や町役をしていた町人に茶道を教えました。こうして、小松城下に茶の湯が広まり現在まで受け継がれています。

 

芦城公園にある茶室「仙叟屋敷ならびに玄庵」は、仙叟宗室の没後300年を記念して、先祖の供養のため、屋敷跡に平成9(1997)年に設けられたものです。開庵当初から「仙叟屋敷ならびに玄庵」は流派を問わず利用され、大勢の方々が茶道に親しんでいます。ご利用ご希望の際は下記連絡先までお問い合わせください。また、多くの方に茶の湯の世界に親しんでもらうために、年に4回「茶室一般公開と呈茶~ほっと一服 喫茶去~」を開催しております。茶室の見学やお茶会を体験できます。お点前はありませんので、普段着でお気軽にお越しください。開催日などのお知らせは、市ホームページで確認できます。

 

<茶の湯体験>
①   仙叟屋敷ならびに玄庵 小松市丸の内公園町19(芦城公園内)
※「茶室一般公開および呈茶」は小松市観光文化課(0761-24-8130)まで
②  加賀伝統工芸村   ゆのくにの森 0761-65-3456 小松市粟津温泉ナ3-3

 

茶の湯文化に関する記事は、こまつもんvol.2 6〜7ページ参照

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